ホームルーターとモバイルルーターの違い

最近、引っ越しを機に家のWi-Fi環境を光回線ではなく、モバイル回線を利用したサービスに切り替える人が増えてきています。契約の手続きがネットで完結し、工事も不要で端末が届けばすぐにネットを使える点が選ばれる理由のようです。

しかし、モバイル回線を利用したサービスには、ホームルーターを契約する場合と、モバイルルーターを契約する二通りの選択肢があり、どちらがいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際にホームルーターを使用しているゼロプラ編集部員が、ホームルーターとモバイルルーターのサービスの違いを紹介しています。また、それぞれのサービスがおすすめの人も紹介しているので、ネット環境選びの参考にしてみてください。

目次

ホームルーターとは

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけで家でWi-Fiを使えるようにしてくれる端末のことを言います。有名なサービスではWiMAXのSpeed Wi-Fi HOME L01やSoftBankのSoftBank Airがあります。

特別な回線工事が不要のため、端末が手元に届けば即日でネットの利用が可能になります。引っ越しの時など、他の作業で手が回らない状況でもすぐにネットが使えるため、固定回線よりもホームルーターを選ぶ人も増えてきています。

また、引っ越し先で光回線が引けない場合でも、モバイル回線の電波が届いている場合はあります。光回線が引けなかった人は、ネット環境を諦めるのではなく、ホームルーターの利用を検討してみてもいいかもしれません。

ホームルーターの実物はこんな感じです。
サイズは機種によりますが、10cm角×20cm(※Airターミナル4の場合)ほど、小型の加湿器のような見た目で、おしゃれな部屋でも空間の雰囲気を崩すことなく置いておくことができます。

ホームルーターとモバイルルーターとの違い

回線工事をせずに気軽にネットを使いたいという人の中には、モバイルルーターを契約する人も増えてきています。モバイルルーターは、モバイル回線を利用しているという点でホームルーターと同じです。

WiMAXやSoftBankでは、ホームルーターとモバイルルーターのサービスをどちらも提供しており、サービス自体、非常に似たものになっています。しかし、それぞれの特徴には違いがあり、利用する環境ごとにおすすめも異なってきます。

ホームルーターとモバイルルーターの違いは大きく分けて以下の4つです。

  • 持ち運びの容易さの違い
  • 同時接続台数と電波距離の違い
  • 電源の違い
  • 有線接続の種類の違い

この4つの違いについて順番に解説していきます。

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持ち運びの容易さ

ホームルーターは据え置き型での利用が想定された端末です。利用時にはコンセントにさす必要があり、端末自体もそれなりの大きさがあるので、持ち運んで外出先で気軽に使うには不向きとなります。

逆に、モバイルルーターはどこでも気軽にWi-Fi環境を利用できることが特徴で、端末もスマホ一台分くらいの大きさです。持ち運びが簡単で、モバイル回線の繋がる環境ならどこでも利用することができます。

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同時接続台数と電波距離

モバイルルーターは持ち運びを重視している分、端末が小さくなっています。そのため、端末自体の能力としては、ホームルーターの方が優れています。

また、電波距離に関しても、モバイルルーターが10~20mほどであるのに対し、ホームルーターは60mほどまで電波を飛ばすことができます。広い室内で複数の人が同時接続する場合は、ホームルーターの方がつながりやすくなります。

※端末のスペックにより同時接続台数は変動します

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電源の違い

モバイルルーターが充電式なのに対し、ホームルーターはコンセントでの給電式です。モバイルルーターは充電をし忘れてしまうと、外出先でも使うことはできません。

しかし、ホームルーターは持ち運びができない代わりに、常にコンセントで給電しているため、そもそもバッテリーについて気にする必要がありません。

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有線接続の種類の違い

モバイルルーターもホームルーターも有線で端末に接続することができ、有線にすることで通信速度が早くなります。しかし接続するケーブルには違いがあります。

モバイルルーターはUSBケーブルを使用(※)し、ホームルーターはLANケーブルを使用します。ゲーム機への接続など、LANケーブルでしか接続できない場合もあるので、接続する機器によって最適ものを選びましょう。

※モバイルルーターでも専用のクレードルがあればLAN接続ができる場合があります

利用者ごとのおすすめサービス

ここからは、ホームルーターとモバイルルーターの違いを押さえた上で、それぞれのサービスがおすすめな人を紹介します。

モバイルルーターがおすすめな人

外出先でもWi-Fiの利用を想定している人は、モバイルルーターを選びましょう。また、最近のサービスでは、海外でも特別な設定をすることなく利用できるものも登場しています。そのため、海外利用もありそうな人は、モバイルルーターがおすすめです。

外での利用があまりなくても、一人暮らしの人にはモバイルルーターがおすすめです。一人暮らしの場合、端末を固定する必要がなく、ネットを利用する場所にモバイルルーターを持っていけば大丈夫です。

改めて以下にモバイルルーターがおすすめの人の条件をまとめました。

  • 外出先でもWi-Fiを利用したい人
  • 一人暮らしの人
  • 電源の違い
  • 海外でもWi-Fiを使いたい人

モバイルルーターを検討する人は、以下の記事も参考にしてみてください

モバイルWi-Fiサービスの選び方

ホームルーターがおすすめな人

ホームルーターがおすすめな人は、家族など複数人で生活している人です。生活している全員が常に同じ場所でネットを利用することはあまり考えられず、普通はみんなバラバラの場所にいるはずです。

複数人で生活している場合、複数台のモバイルルーターを契約するよりは、一台の端末で遠くまで電波が届くホームルーターを選んだ方が費用面のメリットが大きくなります。

また、最近では、テレビや冷蔵庫などもWi-Fiにつなぐ機会が多くなっており、一人暮らしでも、10台以上の接続は意外とありえます。家電を接続する場合、家中の広さを十分にカバーでき、なおかつ充電を気にすることがないホームルーターがおすすめです。

改めて以下にホームルーターがおすすめの人の条件をまとめました。

  • 家族など複数人で一緒に暮らしている人
  • 同時接続台数が10台を超えそうな人
  • ネット接続する家電の全てを、モバイルルーターの電波距離でカバーできない人
  • LANケーブルで有線接続をしたい人
  • バッテリー切れの心配をしたくない人

通信速度で選ぶなら【WiMAX Speed Wi-Fi HOME L02】

WiMAX Speed Wi-Fi HOME L02はギガスピード対応※で通信速度が優れているのが特徴です。 WiMAX HOME 02の方が発売は新しく小型化されていますが、スペックは劣ります。通信速度で選ぶならこちらのWiMAX Speed Wi-Fi HOME L02がおすすめです。

360度全方位をカバーする4本の高感度アンテナがついているので、ホームルーターの置き場所によってネットが繋がらないという心配もありません。

注意点として、地下やコンクリートの建物の奥まった場所などでは繋がりづらい可能性あります。 事前にお試し利用で使いたい場所において利用してみるのが良いでしょう。

また、月間の通信容量に制限はないですが、3日で10GB以上使うと速度制限がかかります。

※ハイスピードプラスエリアモード(有料)ご利用かつLANケーブル接続時。 LANケーブル接続時は下り最大1,000Mbps、Wi-Fi接続時は下り最大867Mbps

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トータルの利用料金を基準にする人へおすすめ【GMOとくとくBB WiMAX 2+】

「GMOとくとくBB WiMAX 2+」の最大の特徴は、キャッシュバック金額が他社と比べて圧倒的に多い点です。キャッシュバック(※)を受けることで、トータルの利用料金を比べた時に他社よりも安くWiMAXを利用する事ができます。

ただ、「GMOとくとくBB WiMAX 2+」のキャッシュバックは受け取りまで時間が空いてしまい、手続きを忘れてしまう場合も多いので注意が必要です。また、適用条件も細かく設定してあるので、契約前には必ず確認するようにしましょう。

※GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックの受け取りについて
端末発送月を含む11ヶ月目に、GMOとくとくBBへの入会時に作成したメールアドレス宛に、キャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認の案内メールが送信されます。そのメールへ返信した月の翌月末日(営業日)に指定口座へキャッシュバック金額が振り込まれます。また、振込時期までに別のインターネットサービスへ変更したり、WiMAX 2+の解約を行なった場合、未納によるサービス一時停止または強制解約があった場合は、キャッシュバック特典の適用対象外となります。さらに、指定口座確認の案内メールの送信日より翌月の末日までに、お受取口座のご連絡をいただけなかった場合や口座情報に不備がある場合も適用対象外となります。

GMOとくとくBB WiMAXの基本情報

初期費用 3,000円
キャッシュバック 26,200円
月額料金 0ヶ月目:3,609円の日割り
1〜2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目〜:4,263円
契約期間 3年(自動更新)
端末代金 0円
LTEオプション 0円
支払い方法 クレジットカード
解約金 24ヶ月目まで:24,800円
25ヶ月目以降:9,500円
更新月(初回は37ヶ月目):0円
利用開始可能日 お申込み情報を確認後、最短即日発送
運営会社 GMOインターネット株式会社

※ギガ放題プランの料金
※端末発送月の翌月を1ヶ月目とする
※表記は全て税抜き料金
※ハイスピードエリアプラスエリアモードは7GB/月
※ユニバーサルサービス料2円/月が別途発生

GMOとくとくBB WiMAX 2+のポイント

  • とにかく安く使いたい人におすすめ
  • キャッシュバック額が大きい
  • キャッシュバックの条件確認と受け取り忘れに注意
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充実・安心のサポートを求めるなら【UQ WiMAX】

サポートの充実さでWiMAXを選ぶなら「UQ WiMAX」を選びましょう。WiMAXを利用している中で、ネットが繋がらなくなったり、端末に不具合が出るなどのトラブルが発生する場合もあります。

そんな時、契約したプロバイダのサポートへ連絡することになるのですが、「UQ WiMAX」は回線提供の本元であるため、とても丁寧にトラブルに対応してくれます。

時間帯によっては電話がつながりづらい場合もあるようですが、概ねサポートへの評判は良い意見が多いです。契約後も安心してWiMAXを使いたいなら、「UQ WiMAX」で契約すると良いでしょう。

また、「UQ WiMAX」は、契約期間の縛りがないプランも用意されているので、利用期間を縛られたくない人も検討してみても良いかもしれません。

UQ WiMAXの基本情報

  ギガ放題(2年自動更新あり) ギガ放題(2年自動更新なし) ギガ放題(期間条件なし)
初期費用 3,000円
キャッシュバック なし
月額料金 0ヶ月目:0円
1ヶ月目以降:3,880円
0ヶ月目:0円
1〜25ヶ月目:3,880円
26ヶ月目〜:4,050円
0ヶ月目:0円
1ヶ月目〜4,050円
契約期間 2年(自動更新) 2年間 縛りなし
端末代金 15,000円(契約時に支払い)
LTEオプション 使用した月ごとに別途1,005円
支払い方法 クレジットカード/口座支払い
解約金 更新期間以外:1,000円
更新期間(※1)の解約違約金は0円
24ヶ月目まで:1,000円
25ヶ月目以降:0円
0円
利用開始可能日 お申込み情報を確認後、最短即日発送
運営会社 UQコミュニケーションズ株式会社
※1 契約満了月(24ヶ月目)の当月、翌月、翌々月の3ヶ月間
※ギガ放題プランの料金
※端末発送月の翌月を1ヶ月目とする
※表記は全て税抜き料金
※ユニバーサルサービス料2円/月が別途発生

UQ WiMAXのポイント

  • サポートが充実している
  • 契約期間の縛りがないもプランある
  • 回線提供の本元のため、丁寧な対応をしてくれる

WiMAXプロバイダについて、もっと比較検討したい方は以下の記事も参考にしてみてください

WiMAXサービスを比べてみました

データ容量を気にしたくない人は【SoftbankAir(ソフトバンクエアー)】

SoftbankAir(ソフトバンクエアー)はSoftbankが提供するホームルーターです。

下り最大962MbpsのSoftBankの4G LTE回線を使うことができます。 最大の特徴は、データ容量無制限で使い放題な点です。※1
容量を気にしたくない人におすすめなモデルとなっています。

接続できる機器の数が最大64台と多いのも本モデルの魅力です。

25才以下の場合は月額料金が2000円×36ヶ月割引きと、事務手数料無料キャンペーンがあり。※2
SoftBankのスマホとセットで、プランによっては通信料金が永久的に月額割引が適用される「おうち割 光セット」があるので、SoftBankユーザーには圧倒的におすすめです。

このようにSoftbankAir(ソフトバンクエアー)は条件によってキャンペーンが複数あるので、自分に合ったプランをチェックしてみましょう。

※1 利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため通信速度が低下する場合があり
※2 キャンペーン期間:2020年5月1日〜終了時期未定

SoftbankAirの基本情報

  分割払い レンタル
初期費用 3,000円
キャッシュバック なし
月額料金 0ヶ月目〜12ヶ月目:3,800円(※1)
13ヶ月目以降:4,880円
5,370円
契約期間 2年(自動更新)
端末代金 0円
支払い方法 クレジットカード・口座振替
解約金 9,500円
利用開始可能日 お申込みから約1〜2週間前後
運営会社 ソフトバンク株式会社

※1「SoftBank Airスタート割」で新たにSoftBank Airに申し込み、90日以内に課金開始された場合。キャンペーン期間は2019年6月1日(土)〜終了時期未定
※Airターミナルレンタル料490円を含む
※端末発送月の翌月を1ヶ月目とする
※表記は全て税抜き料金

SoftbankAirのポイント

  • データ容量無制限がない
  • ソフトバンクのスマホと合わせて使いたい人におすすめ
  • 条件によってキャンペーンが複数ある

使い放題は必要なく、定額で料金を抑えたいなら【Next Mobile】

Next Mobileは定額のプランが複数用意されているため、自分の利用状況に合わせて料金と通信量のバランスを取ることができます。

また、2年間の利用料金で考えると、現状、WiMAXやクラウドSIMも含めた他のどのモバイルWi-Fiサービスよりも料金が安いです。Softbankのエリアが使えれば十分で、単純に月額料金を安くしたいのであれば、「Next Mobile」を選んでおけば間違いはないです。

NEXTmobileの基本情報

  フラット20Gプラン フラット30GBプラン
通信制限 20GB/月 30GB/月
初期費用 3,000円
キャッシュバック なし
月額料金 0ヶ月目:2,400円の日割り
1〜24ヶ月目:2,400円
25ヶ月目以降:2,900円
0ヶ月目:2,700円の日割り
1〜24ヶ月目:2,700円
25ヶ月目以降:3,200円
契約期間 2年(自動更新)
端末代金 0円
端末の状態 買い切り
支払い方法 クレジットカード・口座振替
解約金 12ヶ月目まで:19,000円
24ヶ月目まで:14,000円
26ヶ月目以降:9,500円
更新月(初回は25ヶ月目):0円
利用開始可能日 お申込みから平均2日~3日
運営会社 株式会社 グッド・ラック

NEXTmobileのポイント

  • モバイルWi-Fiサービスの中で月額料金最安
  • 3年目以降は月額料金が上がる
  • データ量定額のサービスもあり、利用状況に合わせて料金を最適化できる

まとめ

本記事では、ホームルーターとモバイルルーターの違いや、ホームルーターの選び方についてを紹介してきました。 家族や複数人で生活をしている人にはホームルーターがおすすめです。中でも、自分に合ったスペックやキャンペーンのあるサービスを選んでみましょう。

選び方のポイント/おすすめ

※2020年6月17日現在のWebサイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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